ナンパにより物事の真理を探究する

ナンパについて思うところを語っています。基本的には自分の行動の振り返り用として書いていますが、参考になる点があれば幸いです。

絶不調のとき

ナンパというのは、不思議なことに、自分の状態にかなり依存する。

自分の状態がいいときは、少なくとも相手にガンシカされることはない。

これは、自信をもって柔らかく声をかけられているときである。

それと同時に、集中できているときである。

ところが、絶不調のときは、そうはいかない。

絶不調のときは、自信を上手く持てず、集中できておらず、ぎこちなくなってしまう。

会話もスムーズにいかず、何をしゃべっていいのかわからなくなる。

結局、話が盛り上がらずに終わってしまうのである。

 

先日、ツイッターのキャベツさんという方とクラブに出た。

キャベツさんは、転勤で大阪に行ってしまうとのことで、この日が東京で最後の活動であった。

なので、どうしても結果を出そうということになっていた。

ところが、どういう訳か、その日は私は絶不調であった。

全く集中できない。

最近は、活動の前にランニングすると集中しやすくなると感じていたため、その日もクラブに行く前にランニングをして挑んでいたのだが、全く効いていなかった。

キャベツさんと一緒に2人組の女の子に声をかけても、キャベツさんは担当の子と仲よくできていても、私は全く和めていなかった。

最近はこのようなことはなかったので、かなり戸惑った。

いったいどうしてしまったのだろうか。

 

キャベツさんは、担当の子と一緒にダンスフロアに踊りにいくことになった。

ところが、私は自分の担当の子と全く和めていなかったため、本来はその子をキャベツさんの担当の子から引き離さなくてはならないところであるが、引き離せずに一緒に行かせてしまった。

なんとかしようと思ったが、自分の状態が悪いため、このままでは対処できないと考え、取り敢えず自分の状態の改善に取り掛かった。

自分の状態を改善するのに手っ取り早い方法は、酒を飲むことである。

いわゆる酔拳というやつだ。ドーピングともいえる。

そこで、私は、1人、ドリンクカウンターに行き、酒を注文して飲んだ。

その日はなぜか全く酔えなかったので、ロングアイランドアイスティー等の強い酒も飲んだ。

その結果、ある程度マシな状態になってきた。

そこで、試しに、フロアの端で1人で暇そうにしていた子に声をかけてみた。

意外とノリのよい子だったので、話が弾み、盛り上がった。

おかげで本来の調子を取り戻すことができた。

 

そうこうしているうちに、キャベツさんと女の子2人がこっちに戻ってきた。

そして、キャベツさんから「担当じゃない子を引き離して欲しい」との要望があった。

そこで、私は、盛り上がっていた子とナンバークローズして、先ほど話がほとんど盛り上がらなかった本来の担当の子と和もうとした。

しかし、ナンバークローズしている間に、キャベツさんは、上手くセパレートできたようである。

そして、「2人で出るから」と言って、出て行ってしまった。

私は何の役にも立てなかったが、結果的に上手く行ったようなので、それは良かった。

後でキャベツさんから聞いた話によれば、私の本来の担当の子は、私のことを嫌っていたとかではなく、私のことをシャイなキャラであると感じて、上手く話せなかったとのことであった。

私は自分の状態が悪かったゆえに、上手くいかなかったのである。

 

その後、無駄に時間をかけたあげく、先ほどナンバークローズした子と一緒にカラオケにいき、セクロスを試みたものの、酒を飲み過ぎたせいか、いわゆるチソグダで終わってしまった。

酒を飲むことは有効だけど、そのツケはあるものだね。

世の中の仕組みは、上手くできているなと思う。