ナンパにより物事の真理を探究する

ナンパについて思うところを語っています。基本的には自分の行動の振り返り用として書いていますが、参考になる点があれば幸いです。

失恋・・・

先日、台風にも負けずクラブ活動に励みました。

本当は行くつもりはなかったんだけど、

友人から誘われたので、つい行ってしまいました。

おかげで風邪をひいてしまい、今週仕事がめちゃくちゃ辛いです。

 

連休だし、台風とはいえ、夜の街は眠らないだろ・・・

と思っていたら、

人いねぇぇえええーーー

みんな、意外と賢明なんですね。

 

某クラブに行ったのですが、

人が少ない上に、かなり遅い時間に入ったため、

既に複数の組み合わせができており、

ターゲットがほとんどいませんでした。

 

1時間くらい歩き回って、

やっとのことで、ソファーで休んでいる2人組の女性を見つけ、

声をかけました。

声をかける前、

ソファーで休んでいるくらいだから、

疲れているのだろうし、誘いにのってこないだろう、

と思っていたのですが、

全く嫌がる素振りをみせず、我々の声掛けに応じてくれました。

そして、我々は、彼女らの隣に座りました。

順番は、

友人、私、女性、女性

です。

ただ、その後の会話内容が思いつかず、

どうしようかと悩みました。

そこで、先日学んだ

「相手をよく観察する」

を思い出し、

相手の女性をよく観察しました。

すると、たまたま私が知っていたある珍しい芸術家?のアクセサリーを

身に着けていたことが分かり、すかさず、

「これって、〇〇のアクセサリーだよね?」

と聞いたところ、

「そうだよ。よく知っているね!」

ということで少し話が盛り上がりました。

その後、少し話したのですが、

女の子は2人で隣合って座ったままで、

すぐに2人でしゃべってしまうような状況でした。

そこで、これは何とかしなければと思い、

私は、「席替え」を提案しました。

ただ、このままだと、相手は快く応じない可能性があると考え、

もう一工夫しました。

それは、じゃんけんで勝負し、男が勝ったら席替えする、

という提案です。

ホムンクルスの目」という本に、

じゃんけんナンパ法という記事があり、

これを応用しました(大した応用ではないけど)。

で、無事、我々が勝って、席替えをすることに。

その女性は、すぐには移動しませんでしたが、

じゃんけんで負けたという負い目があるせいか、

後は私が手を引っ張れば、すぐに応じてくれました。

このようにして、

友人、女性、女性、私

という順番に並びかえることに成功しました。

ただ、ここで、1つミスが。

友人は、あまりナンパに慣れていないため、

この後、彼がどのような役割を担っているか理解していませんでした。

それは、女性同士を引き離すということです。

彼の担当の女性の方が、明らかに反応が良かったので、

彼女の興味を引き、彼女の友人を孤立させる必要がありました。

ところが、私の友人が何もしなかったため、

席替えにもかかわらず、結局、女性2人でしゃべってしまいました。

私も、このことを予期すべきでした。

席順は、

女性、友人、女性、私

にするべきでした。

で、結局うまくいかず、彼女らはフロアに踊りに行ってしまいました。

その後、友人に上記方策を伝授しました。

 

その後、2人でフロアを探索していたら、

男に強引に引っ張られている女性2人を発見しました。

クラブで強引なナンパをすると、

下手すると退店させられますし、何より女性にとって迷惑なので、

絶対にやるべきではありません。

その女性2人は、何とか逃れて、どこかへ行きました。

 

・・・とここで、思い出したことが。

私は、今まで、ですます調でブログを書いてきましたが、

これだと臨場感がでないし、何よりアルファメイルっぽくない

と思いました。

ですので、ここからこれを止めて、

小説のような調子(なんて言うんだろ?)で書いてみます。

 

で、我々は、他にターゲットもいなかったため、

その2人に声をかけることにした。

私は、友人に対し、

「男性を恐れているかもしれないから、最初は誠実に行こう。」

「『さっき、強引なナンパにあってなかった?』『あいつら最悪だよね』

と言えば、女性の共感を得られて仲良くなれるかもしれない。」

等と告げ、作戦を練った。

 

そして、フロアを探索し、彼女らを見つけ、声をかけた。

私と友人は、女性の好みのタイプが正反対だ。

私はどちらかと言えば、ギャル系が好きだが、彼は清楚系が好きだ。

ちなみに、私は清楚系(自称)だが、彼はギャル男特有の体型をしている。

我々はこれでいいのだろうか。

ともかく、今回も、事前にどちらが好みかを確認したところ、

彼は、背が低い方の清楚系の子を好み、

私は背が高い方のややギャルっぽい子を好むことが判明し、

うまく分かれた。

そこで、それぞれが好きな子を担当することにした。

 

「こんにちは」

に対し、そっぽを向く彼女ら。

そこで、先のごとく「さっき、強引なナンパにあってなかった?」

と話題を振る。

すると、

「そうなんだよ~」と背の高い女性が答えてくれた。

それから、「大変だったね~」等と盛り上がる。

ところが、背の低い清楚系女性は、あまり話題にのってこない。

そして、私の友人も、先の作戦にもかかわらず、その子に話かけない。

そこで、私は、その子に話題をふって、何とか心を開こうとした。

沈黙もあったが、私が動揺を見せないようにしていたため、

ぎくしゃくする感覚はなかった。

 

私が、試みていたところ、

友人がいつの間にか、背の高い彼女と盛り上がっていた。

そして、ダンスフロアの方に消えていった。

お前の担当はそっちじゃないだろ!

と思いつつ、

自分が背の低い子を何とかしないと、2人とも自滅する可能性がある。

というのは、クラブでは、

2人組以上で来ている女性が多く、

そのうちの1人といくら仲良くなっても、

もう1人の子と仲良くする等しないと、

その子が、仲良くなった友達をも連れて行ってしまう

という現象が多々起きるからだ。

ちなみに、後で友人に、なぜ背の高い彼女を連れて行ったのかを聞いたところ、

分離する作成を実行してくれていたらしい。

結果オーライだ。

 

そこで、私は、その背が低い子の相手をすることとしたが、

なかなか心を開かない。

おそらく、人見知りなのだろう。

そこで、私は、ゲームをすることにした。

これは、ある方法により、その子の経験人数を聞き出す簡単な算数のゲームだ。

機会があれば、今後紹介するが、

その結果、彼女は、処女であることが判明した(ある質問に嘘をついていないか、

あるいは計算ミスをしていなければ、であるが。)。

そこで、私は、先の強引なナンパの件もあり、誠実に接することに徹した。

例のごとく、

「コミュニケーションのための催眠誘導」という本にも書かれているが、

相手の潜在意識を味方につけるためには、その人を守ってあげることが一番である。

私は、彼女が心を表に出さない子であるから、Eタイプであると判断し、

肉体的に守ってあげることを強調しようと思った。

他の人にぶつからないようにガードしてあげたし、

トイレに行く途中に段差があるときは、その旨告げて安全を確保してあげた。

これらは、少しオーバーすぎる感じでやってみた。

すると、彼女は、徐々に自分のことを話してくれるようになった。

自分が今何をしているのか、何に興味をもっているのか。

彼女は、現在、西日本地方で勤務しており、

たまたま実家の関東に戻ってきているだけだった。

また、変わった趣向をもっていた。これを、普通に話してくれた。

 

そんなことをしているうちに、あろうことか、

私は、彼女のことが好きになってしまった。

彼女は心が純粋だと思った。

私は、彼女に興味をもってもらうつもりが、

いつの間にか自分の方が好きになってしまっていた。

「彼女を守ってあげないと」

と思っているうちに、そうなってしまったのか。

自分で自分の催眠術に引っかかってしまったのであれば、

何とも間抜けな話である。

先のとおり、彼女の外見は、私のタイプではない。

また、実家には滅多に戻ってこないようなので、

今後、真剣に交際することは難しいかもしれない。

それでも構わないと思った。

何とか彼女を手に入れたいと思った。

私は、普段は、職業を偽っている。

その理由は、私の職業の効果でナンパが成功することは全く望んでいないためだ。

有名企業であるため、女性に食いつきはよい方だと思う。

私はテクニックで勝負したい。

しかし、彼女には、本能的に本当の職業を伝えてしまっていた。

今思えば、最低の行為だが、それだけ本気だったのかもしれない。

 

いずれにせよ、このように、彼女に好意を抱いてしまったのは良くなかった。

私は、彼女の連絡先を聞き出せなくなってしまった。

オンリーワン中毒の一種であるが、

失敗したらどうしようという思いから、

緊張してしまい、タイミングを見失い、切り出せなかった。

今思えば、全く信じられないことだ。

 

そうこうしているうちに、

彼女の友達(背の高い子)と私の友達が戻ってきてしまった。

そして、彼女の友達は、

何やら怒っているようで、

私と一緒にいた背の低い子の手を引っ張って、連れていってしまった。

何に対して怒っていたのかは、全くわからない。

背の高い彼女は、先ほどはひどく酔っていたが、酔いが覚めて正気に戻ったのか。

私の友達の言動が彼女を怒らせたのか。

それとも、私が背の低い子に触れていたことが気に入らなかったのか。

理由は今もわからない。

私の友達も、彼女を怒らせた自覚はないようである(酷く酔っていたが)。

私といた子は、連れて行かれる際、背の高い彼女に対し、

「(私、または私の友人が)~してくれていたんだよ・・」

と弁解してくれていたように聞こえたが、

元々おとなしい子であったためか、

手を引かれるままに連れて行かれてしまった。

いずれにせよ、連絡先を知るタイミングを失ったことは確かだった。

 

その後、フロアを探して見つけたが、

同様に連れて逃げられてしまった。

 

今思えば、その際、

なぜ最終手段としてのブーメランを繰り出さなかったのかと後悔している。

ブーメランは、相手に連絡先を渡して、相手からの連絡先を待つことである。

私は、名刺をもっていた。

先のとおり、本当の職業を告げていたので、これを渡すことはできたはずだ。

私は、少なくとも彼女に嫌われていなかった。

彼女は、帰り際に、背の高い女性に手を引っ張られながらも、

「ばいばい」

と言ってくれた。

 

私は、台風の雨の中、友人と駅まで歩いて帰ったのだが、

頭の中は彼女でいっぱいだった。

路上には、2人組の女性が何組も歩いており、

友人が声を掛けたそうにしていたが、

私は、全くそのような気分になれなかった。

これは申し訳なかったと思っている。

 

家のベッドで、

これが失恋ていうのかな、

と思った。

私は、あまり失恋の経験がないが(ほとんど告白したことがないため)、

そのような感覚で眠れなかった。

風邪を引いたのも、これが原因だろうか。

 

と、最後は暗い話になってしまったが、

収穫はたくさんある。

前からやろうと考えていた手段が、概ね成功したからだ。

それに、私の友人も、悔しさからか、少しはやる気を出したようだ。

一緒に楽しめる仲間がいることは、とても心強い。

 

本文中で登場した本はこちら↓

ホムンクルスの目 (ビッグコミックススペシャル)

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