ナンパに必要な要素~連続ストリートナンパ5日目~
「女たちは、平凡な男たちの『やあ、どこから来たの?仕事何してるの?』といった平凡な質問に、うんざりしている。しっかりとパターン、策略、そしてルーティーンを持っている俺たちは、その憂鬱から彼女たちを救いだすためにやってきた、バーのヒーローなのだ。」
ミステリー
『THE GAME』より
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今日は仕事の都合で朝5時30分に起きなくてはならなかった。
前日に夜遅くまでブログを作成していたので、睡眠時間は3時間もなかったが、なんとか起きることができた。
流石に、朝の日課であるランニングをすることはできなかった。
コンビニでバナナ1本とおにぎりを買って、朝食を済ませた。
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20:15
結局、渋谷に着いたのはこの時間であった。
今日は、結局、渋谷に来てみた。
数の目標を達成するには、今日は2即、あるいは3即しなければならない。
やはり、ターゲットが多い方が結果が出やすいのではないかと考えたからだ。
少し遅くなってしまったのは、朝できなかったランニングをしていたためである。
時間がもったいない気もしたが、ランニングをするとやる気がでるので、投資だと考えてやることにした。
1人目:学生 こっちをチラ見して終了
2人目:学生 「眠そうな顔だね。」で会話するも、帰るとのこと。
その後、少し地蔵。
なぜか、この頃になって突然、疲労が襲ってきた。
何をすれば良いいんだっけ?頭が回らなくなってきた。
すき家で牛丼を注文し、少し休んで声掛けを再開した。
21:00
3人目:ギャル、シカト。イヤホンを外して貰えず、終始携帯電話で文字を打つ。
4人目:OL、外国人(中国?韓国?)だった。英語での会話を試みるものの、ボーイフレンドが来るとのことであったため、放流。
この時間帯の渋谷は激戦だった。
ナンパ師があちこちいて、3秒ルールを意識していても、すぐに他のナンパ師に声を掛けられてしまう。
5人目:OL、シカト。
22:00
あっという間に22時になってしまった。
今日は気力が充実してない。
昨日までの反省が活かせていない。でもやり続けるしかない。
6人目:学生、またもや外国人(台湾)であった。英語での会話を試みるものの、旅行で来ており、ボーイフレンドを待っているとのことであった。
7人目:学生、シカト。「綺麗なスカートだね。」で声掛けるもダメであった。
8人目:背の高いOL、会話。「ずいぶん大股で歩くね。足長いからかな」でオープンするも、友達と待ち合わせであった。
9人目:OL、シカト
今日の渋谷は、先日と違って人がごった返していた。
バスケットストリートや交差点で話しかけても、その場所で声掛けたということだけで、反応が悪いように感じられた。
ここは避けて、違う場所で声をかけた方がいいのかもしれない。
10人目:フリーター。
「こんにちは」「何ですか?」「いや、いい感じのウェーブだなと思って。」「ありがとうございます。」「どこに向かっているの。」「知り合いのパーティーに」「じゃあ終わったら連絡して」「明日は仕事で終電が早い」「もし可能だったらでいいよ。」でLINEを交換してブーメランを狙う。その後、離れてから何回かLINEでやりとりするも、私が明確に「(終電を逃してでも)飲もう」と誘わなかったため、ブーメランが戻ってくることはなかった。誘わなければ相手が来るはずはない。誘わないと、打診をしないと、何も始まらないことは、昨日学んだことじゃなかったのか?
23:00
11人目:フリーター、シカト。イヤホン外さず。イヤホンは外させないとダメだ。
12人目:フリーター、「元気ないねー」で声掛け。頷くのみ。
13人目:OL、冬仕様の服装だねで声を掛けるも、頷くのみ。
14人目:学生。特徴的なバッグを持っていたので「凄いバッグだね。何アピール?わかったインディアンだ。」みたいな会話でオープンするも、友達と合流するとのこと。
15人目:学生、シカト。
24:00
予定の時間になり、タイムアップ。
今日も声掛け数が絶対的に少なかった。
この時間は、いつもの週末であれば、クラブに出かけているはずだ。
クラブに行きたい。その方がやりやすいのではないか。
今までの経験では、ストをやってからクラブに行くと、勢いがついているため、成功率がアップする。ストの成果を試したかった。
しかし、今はストリートナンパのノック中だ。その成功のために必要なことだけを考えるべきだ。
何かヒントを得るために、このまま渋谷で続けよう。
16人目:OL、イヤホン外さず。シカト。
17人目:OL、会話、1人でクラブに行くとのこと。ブーメランを狙えばよかったと反省。
18人目:OL、会話するも、待ち合わせとのこと。
19人目:OL、会話するも、待ち合わせとのこと。
20人目:OL、会話するも、待ち合わせとのこと。この時間は待ち合わせが多かった。
21人目:OL、会話。「クラブに行こうとしてたけど、友達が来ないから少しだけ飲みに付き合って」と打診するも、帰るとのこと。彼女に対しては、「せっかくの週末だし、このまま帰るのは勿体ない。」等と、彼女側のメリットを伝えるべきだったと反省。
この時間帯は、オープナーが適当でもオープンした。
先ほどまでの時間帯と異なり、街の様子が落ち着いてきたからであろう。
自分としても、人がごった返していない分、やりやすかった。
その一方で、ターゲットの数は減少傾向にあった。
1:00
22人目:OL、会話。タクシー待ちで、タクシーで帰るとのこと。
23人目:ギャル、シカト。
24人目:ギャル、シカト。自分のテンションが低かった。
25人目:OL、シカト。
このとき、携帯の電池が、残り20パーセントと表示されていたにも関わらず、いきなり0になり、電源がつかなくなってしまった。
なので、この先は記録がない。
しかし、朝5時くらいまで渋谷にいて、始発で帰った。
少なくとも10人以上は声を掛けたのではないかと思う。
途中、タクシーを止められないと困っていた風俗嬢に、それを手伝ったり、タクシー乗り場まで一緒に行ったりしたが(その風俗嬢の女の子は、今から男のところに行くとのことで、早くいかないとその男に怒られると、やや怯えた様子であった。)、特筆すべきことはなかった。
午前1時以降は人があまりいなかったが、午後2時頃には、急に人が増えてきた。
ただ、その多くはグループであり、1人で歩いている子は少なかった。
午前3時30分~午後4時30分のあたりは、ほとんど人がいなかったと思う。
せっかく、朝5時頃には人が増えてきたものの、もう体力の限界であった。
電車で家に戻ると、前日にセットしていた時間の目覚まし時計がなっていた。
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【5日目結果】
※ 25:30以降は公式記録がないのでノーカウント
◇定量
活動時間 20:15‐25:30(5時間15分)
25声掛け
11会話のみ
1和み
0連れ出し
0即
【振り返りと明日への対策】
・強引さが足りない
ナンパは、あまり強引にやり過ぎると、迷惑行為になるのでよくない。しかし、ある程度の強引さというか、強制力は必要だ。
女の子の立場から考えてみても、ストリートナンパでは、初対面同士であり、ナンパ慣れしているとか、いわゆるタイプ落ちの場合を除けば、余程のことがない限り、付いていかないであろう。そこは、ある程度の強引さ、もしくは強制力が必要なのではないか。
私はこれが出来ていない。ようやく会話が出来るようになってきたにも関わらず、連れ出しに繋がらない原因は、この点にあるのではないだろうか。私は、迷惑行為にならないようにと考えるあまり、強引さが全くなかったように思える。
他のナンパ師の動きを見ていると、相手の反応に関わらず、かなり長い距離を平行トークで歩いていたので、これが必要なのではないかと思う。
もちろん、場合によっては、やり過ぎることもあるかもしれないが、どの程度が適切かを学ぶためには、まずやってみることが必要である。
・「どこに行くの?」は言ってはいけない。
私は、言葉に詰まったとき、「どこに行くの?」という質問をすることがあるが、これはあまり適切ではないのではないかと考えた。
このようなオープンクエスチョンをすると、相手は自由に答えることができる。
その結果、ナンパ行為を煙に巻く答えが可能となってしまうからだ。なので、少なくとも、初期の段階でどこに行くかは尋ねるべきではない。
相手がどこへ行こうが関係ない。
主導権は自分が握る必要がある。