ナンパにより物事の真理を探究する

ナンパについて思うところを語っています。基本的には自分の行動の振り返り用として書いていますが、参考になる点があれば幸いです。

ナンパ講習受講

以前宣言したとおり、先日、ナンパ講習を受講してきました。

講師は、モリマンディ上陸作戦のレイさんです。

http://blog.livedoor.jp/morimandy/

レイさんを知ったのは、

ルソーさんと高石宏輔さんのブログを読んだことがきっかけです。

 

ルソーさんのブログはこちら↓

「『モリマンディ上陸作戦』レイさんの講習を受けた」

http://rousseausum.hatenablog.com/entry/2013/07/21/003047

 

高石宏輔さんのブログはこちら↓

「『モリマンディ上陸作戦』歌舞伎町で1200人斬りのナンパ師にナンパを教わってきた」

http://takaishi-hirosuke.com/?p=1444

 

※ 本人の許可なくリンクを張ってますが、もし支障があればご連絡ください。

 

私は、これまで9割以上がクラブでのナンパでしたが、

ストナン(ストリートナンパ)に挑戦したいと考えていました。

クラブは、それはそれで楽しいし、ナンパしやすくて良いのですが、

活動時間が必然的に深夜に限られてしまい、翌日に支障が出る点や、

対象となる女性も限定されてしまう点に問題がありました。

ストナンの方が、もし出来るようになれば、効率的です。

 

私のストナン歴は、とても短いです。

初めて挑戦したストナンは今年の5月で、

新宿の街を、散々地蔵で歩き回ったあげく、

深夜0時ころ、キャバ嬢風の女性1人に、

にやっと声をかけることができたくらいでした(結果は、「もう帰る」と言われ、

逃げられました。)。

その数日後、ツイッターで開催されていたナンパ師飲み会に参加し、

飲み会後に、皆にまじってナンパをしました(1バンゲ)。

さらに、数日後、渋谷で独りでナンパをしてみました。

大部分が地蔵でしたが、2人声をかけて、1人連れ出しに成功しました。

かなり可愛い子でしたが、

その後のラインのやりとりをミスって、アポを取りつけられませんでした。

数日後、再び渋谷で挑戦しましたが、5声掛け、5ガンシカでした。

その後はブログのとおり、急激に仕事が忙しくなってしまい、

ナンパをすることができませんでした。

その結果、先日のとおり、完全に地蔵に戻ってしまいました。

なので、講習を受けようと思った次第です。

 

他に様々なナンパ講習がある中でレイさんの講習を選んだのは、

レイさんのナンパが一番王道な気がしたからです。

小手先のテクニックに頼らないで、

直球勝負のようなナンパを知りたいと思いました。

自分と真逆の世界を知ることが、

選択の幅が広がり、大きな成長に繋がるような気がしました。

 

以下が当日の出来事です。

午後5時に新宿ドンキホーテ前に集合し、ナンパ講習が始まった。

レイさんから、個人情報は書かないで欲しいと言われているが、

1点だけ印象を言うと、目が鋭くきれいな方であった。

まずは近くの喫茶店へ入り、座学を行った。

店内はとても混雑しており、奥の2人用の小さな席しか空いていなかった。

私は、すごく緊張していた。

以前よりマシになったが、私は世界で指折りのビビりである。

初対面の人と話すことは、とても苦手だ。

その上、隣には女子大生風の女の子が座っており、席がとても近かったので、

会話の内容を聞かれないか、冷や冷やした。

今思えば、こんなことでナンパができるようになるのか、と情けなく思う。

案の定、レイさんから、

「お前は元気がない。」「笑顔をつくれるように」

と言われてしまった。

レイさんからナンパに関して言われたことは、

ナンパは、見た目とトークが全てということだ。

見た目の点数とトークの点数を足して12点を取らなければ、

ナンパは成功しないところ、レイさんによれば、

私は、今のままでは、見た目が4点とのことであった。

波多陽区に似ているとも言われた(最近よく言われる)。

服装に関しては、

今持っている服の中で一番ナンパに向いてそうなものを選んできていたので、

ショックであった。

私は、当然ながら、トークは上手くないので、絶望的であった。

トーク力は、すぐに改善することは不可能とのことで、

見た目を改善する方が、即効性があるとのことであった。

その他に、

目標を決めてチャレンジすることの重要性や、

ナンパ仲間を作ることの重要性等を教わった。

 

30分程度の座学の後、実際に路上に出て声掛けを行った。

私は、ソロ(1人)だと地蔵してしまうが、

他の方と一緒であれば、

なぜか声掛けができるようになる(緊張はしてしまうけど)。

上記のように、

私は、ストナン自体の経験が少なかったが、

レイさんから指名された女性に対し、次々に声をかけた(自分の中ではそのつもりで

あった)。

ただ、

サングラスをかけた威圧感たっぷりの100%キャバ嬢みたいな人や、

とても太った決して綺麗ではない女性(失礼)に対しては、

声をかけることを躊躇してしまった。

「お前に選ぶ権利はない。」

とレイさんから怒られてしまった。

次々に声をかけていたつもりであったが、

レイさんからすれば、全然スピードが遅いようであった。

結果は、ほぼガンシカであった。

歌舞伎町は難易度が高いとのことではあったが、散々な結果だった。

 

そもそも、私は、見た目レベルが4である。

私は、黒髪でやや長めの髪型であり、歌舞伎町では浮いている感じであった。

そこで、レイさんから、ウィッグをつけることをアドバイスされ、

近くのウィッグ屋に入った。

私は、ルソーさんのブログが頭をよぎった。

ルソーさんは、レイさんから、同じアドバイスを受け、

現在、ウィッグを着用してナンパをしているようである(ブログご参照)。

私は、ウィッグをつけたことがなく、どのようなものかもよくわからなかったが、

要はかつらであった。

売られていたウィッグは、

ホストのような髪型になれる男性用のものであった。

試着してみたところ、

私の個人的な感想を率直に言えば、「全然似合っていない!」

ということであった。

5点くらい試着して、黒髪の短めのものがいいのではないかと言ったところ、

「それじゃほとんど変わらない」「黒髪は顔がよくないとダメだ」

と言われてしまった。

それで、金髪の盛り髪のものを勧められた。

私は、「こんなホストっぽいので大丈夫ですか?」と尋ねたところ、

レイさんから「チャラくないとモテないぞ。」と言われた。

試着してみたが、薄い顔の自分には全然似合っていないし、

そもそも今着ている服装には全く合っていないことに気づいた。

私は、モード系みたいな服を着ていたが、

いわゆるお兄さん系?じゃないとダメだった。

1つ約7000円で、決して安いものではなかったため、

後日、それなりの服装をして買いに来ることにした。

いずれにせよ、そこで私が学んだのは、価値観の相違である。

歌舞伎町にいる女性が、どういうタイプの男性が好きなのか、

ということである。

半年前くらいに歌舞伎町のキャバクラに行ったことがあり、

そこで、あるギャルっぽい19歳のキャバ嬢とラインを交換したのであるが、

その女性がタイムラインで流している写真を見たら、

ホストっぽい男ばかりが写っていた。

その時は、「そういう男は好きじゃない」と言っていたが、

そうではなかったのかもしれない。

もう一つ思い出したことがある。

私は、学生時代には、今と違って、茶髪で金のメッシュを入れたりしていたが、

その際、友人から、「バカっぽい」と言われたことがあった。

しかし、当時の私からすれば、黒髪で冴えない格好をしたその友人の方こそが、

ダサいと思っていた。

当時の私は、このように「黒髪はダサい。」という認識であった。

それが、社会に出てから黒髪が当たり前になるにつれ、

いつの間にか価値観が変容していたのである。

歌舞伎町によくいる金髪のキャバ嬢みたいな女性らは、まだ若いだろうし、

当時の私の認識と近いものがあるだろう。

レイさんは、今までの経験から分かっているのだろう。

そのような女性を相手にするには、どうならなければならないのか、

トークが下手な男が、どうすれば効率よく女性をゲットできるようになるのか、

そのようなことを、イメージとして理解することができた。

 

それから、場所を移して、東口駅前のビックカメラの方へ移動した。

私の服装では、こちらの方が良いのではないかとのことであった。

まず、レイさんが指名した子に対して声をかけたが、ガンシカだった。

再び、レイさんが指名したが、

その子は、明らかに無愛想な表情で、ガンシカしそうな子であったので、

私が躊躇していところ、レイさんが動いた。

そこで、私は驚くべきものを目撃した。

レイさんは、その子の斜め前に立ち、軽く微笑みかけ、

その子の目をじっと真っ直ぐ見続けた。

すると、その子は、それに呼応して、照れながら笑い出した。

一言もしゃべらずに、無愛想な子をオープンしたのである。

その理由は、自信と意外性だろうか。

その後、途切れることのないトークが始まった。

勢いが凄まじかった。

このときのレイさんの姿は、とても印象に残っている。

 

その後、私は、横断歩道の前で信号待ちをしている子に声をかけた。

またガンシカだろうなと思いつつ(このマインドはよくないと思うが)、

声をかけたところ、意外にも応じてくれた。

そのまま平行トークで、路上の喫煙スペースへ。

何を話したかは覚えていないが、

その後、5分くらい、歌舞伎町の方まで話ながら歩いた。

彼女は、21歳でネイリストか何かと言っていた。

バンゲを打診し、かなり粘ったが、最終的には断られた。

ここでの反省は、彼女に対して「興味」を示せなかったことかもしれない。

彼女から「何でついてくるんですか。」と質問された際、

私は、何かを述べて、ごまかしてしまった記憶があるが、

少なくとも、彼女に対する興味を示せていなかった。

興味がないのについて行くなんて、単なる不審者以下である。

 

その後、歌舞伎町の入口の前に戻って、レイさんと合流し、

再び声掛けを開始した。

ほぼガンシカだったが、

いかにもガンシカしそうな子が、応じてくれた(バンゲはできなかったが)。

レイさんから、「声をかけてみないと、わからない。」と言われたが、

まさにその通りであった。

また、レイさんから、

「アルファは、エグザイルっぽくないから、

『エグザイルのオーディション会場はどこですか』と言って声をかけてみろ」

と言われ、ある女性に、噛みながらそのセリフを言ってみたところ、

意外にも、ガンシカされなかった。

こんな方法もあるのかと、感心した。

 

このようにして、あっという間にナンパ講習は終了した。

終了時間になった際、レイさんから、

「自分の要求の3分の1しか声をかけていない。」

「やる気が足りない。熱意が足りない。」

「オープンさが足りない。相手の目を見て話すことができていない。腕組みをしては

いけない。」

等と、叱咤された。

正にそのとおりで、私には甘さがあった。

私には、事前の目標設定が足りなかった。

講習を受ける前、

私は、指示を受けて強制的に声掛けをすることによって、

声掛けのイメージを作れればいい程度にしか考えていなかった。

しかし、せっかく講習を受けるのであるから、レイさんに模範をお願いする等して、

もう少し貪欲にいろいろ学ぶべきであった。

遠慮していた。私の悪い癖である。

ナンパは1対1の戦いだ。最終的に考え、判断するのは自分である。

自ら、常に何が足りないか、何が必要なのかを考え続けなければならない。

受け身ではダメだ。ナンパを「教えてもらう」こともダメかもしれない。

「アドバイスをもらう」という考えで受講しなければならないかもしれない。

いずれにせよ、レイさんから、はっきりと言われたことは有難かった。

 

こうして、人生初めてのナンパ講習は終了した。

その後、レイさんと居酒屋へ入り、軽く飲んで、

レイさんの友人と合流してナンパをした。

レイさんは、路上で、曲がり角を曲がって現れた女性に対し、

「おぉっと」と言って、立ち止まらせようとした。その子は、その瞬間、笑顔にな

り、それに応じていた。

そして、レイさんは、少し和んだ後、バンゲしていた。

不思議な光景であった。

こんな出会い方で、バンゲできるのか。「オープンさ」がなせる技なのだろうか。

 

私は、全く成果がでなかったが、

帰り際、信号待ちをしている女性に声をかけてみた。

不思議と、自然に入ることができた感覚があり、そのせいか、

相手の女性は反応してくれた(バンゲはできなかったが)。

この感覚は、忘れないようにしたい。

 

 本日は、バンゲ等の成果はなかったが、

ナンパを知るという意味において、大きな成果を得ることができたと思う。

特に、「声をかければ、応じてくれる女性がいる」

というイメージを持てたことは、大きな収穫である。

このイメージを忘れないうちに、声掛けを重ね、

まずは地蔵を脱出したいと思う。

 

私は、仕事がとても忙しいが、

それを言い訳にせず、1時間でも、30分でも、路上に出ようと思う。

 

最後に、レイさんには非常に感謝している。

ありがとうございました。