ナンパにより物事の真理を探究する

ナンパについて思うところを語っています。基本的には自分の行動の振り返り用として書いていますが、参考になる点があれば幸いです。

クラブでのオープン(初心者向け)

 去年の10月頃であっただろうか、↓の記事を書いたもののアップせずに放置していたんだけど、最近、クラブでコンビを組ませていただくことが多いので、自分のやり方を知ってもらった方がより上手くいくのではないかと考え、今更ながらアップさせていただきました。 

読み返してみて、最近できていなかった点もあり、改めて初心に帰ることの重要性を思い知らされました。

 少しだけ加筆するつもりでしたが、最近の知識・経験も踏まえ、かなり加筆・修正しました。  

↓ 

クラブでは、オープンできて当たり前と言う人が多いが、恥ずかしながら、かつて、私はガンシカされることも多かった。

しかし、最近では、以前よりもオープンの可能性が高くなった気がしている。いや、確信している。 

私が心がけるようになったのは、以下の点である。

  

1.自分の緊張を解き、自分をオープンにすること 

2.自信を持つこと

3.相手の目をしっかりと見ること

4.ストナンのように相手の斜め45°から、あるいは正面から入ること

5.相手の態度に合わせて距離を取ること 

6.「どこから来たの?」「何人で来たの?」「よく来るの?」等といった、ありがちな質問をせず、相手に合ったオープナーを使用すること

7.通常よりも高いトーンで、しっかりと相手に響く発声で声掛けをすること

 

順に説明する。 

 

1.自分の緊張を解き、自分をオープンにすること

 

女の子に声をかけることは、一般人にとってはとても勇気がいる行為であり、緊張してしまうのが通常である。特に、相手が自分の好みのタイプの子であったり、ギャルみたいに他人に対して威圧的なタイプの女性に対しては、尚更である。しかし、緊張したまま声をかけてしうと、失敗する確率が格段に高くなる。 

女の子は、本能的に強い男を求めるためか、緊張しているような男を拒絶する。その上、不都合なことに、男が緊張していることにとても敏感らしい。いずれにせよ、緊張しているような男は相手にされないので、声をかけるにあたって、自分の緊張を解く必要がある。

 緊張を解く方法は、自分の場合、肩の力を抜くことである(場合によっては肩を回す。)。元アナウンサーの方に聞いた話によれば、肩に力が入っていると良い発声ができないらしい。または、クラブの場合、恥を忍んでフロアで踊り狂うことも、緊張を解く上で良い方法だと思う。

 

一方で、自分をオープンにすることも重要である。通常のコミュニケーションでもそうであるが、自分がオープンにならなければ、相手もオープンになってくれない。相手の前で腕を組むような防御的な姿勢ではダメだし(但し、ミラーリングの手法を使う場合は除く)、誠実さをアピールする目的でなければ、敬語を使うことも差し控えるべきだと思う(特にクラブでは)。

 

自分の緊張を解き、自分をオープンにした上で、相手が保持している空間にスーッと入り、瞬時に同調できるような声掛けがベストだと思う。

 

 

2.自信を持つこと

 

ナンパをする上で自信を持つことは非常に重要である。先の「緊張を解くこと」に通じる点ではあるが、緊張を解くだけではなく、積極的に自信をもつことで、より魅力のある「強い男」を表現できる。ここでいう「自信」は必ずしも根拠がある必要はない。経験則的にいえば,根拠のない自信であっても十分通用する(そもそも、自信には大した根拠はないのかもしれないが)。

どのように自信を持つかは難しいが、「コミュニケーションのための催眠誘導」という本の最後の方に書いてあるような自己催眠(雑な紹介ですいません)も場合によっては有効だと思う。

 

 

3.相手の目をしっかりと見ること

 

狙いをつけた女性に声をかける場合、その女性と目が合うことが多々あるが、目をそらさないことも1つの方法である。先の「自信を持つこと」に通じる点であるが、相手と目が合っても絶対にそらさないことで、自信をもった「強い男」を表現できる。ただし、目で威嚇してはダメだと思う。目の力を維持しつつ、口元は軽く微笑む等して、やさしさを忘れないことも必要である。

また、声をかけるにあたって、たとえその女性と目が合わなかったとしても、相手を見続けることで、その前にセットした自信を維持し続けられるような気がする。 

 

 

4.ストナンのように相手の斜め45°あるいは正面から入ること

 

ストリートのナンパでは、斜め45°から声をかけることが鉄則とされる。対して、クラブでのナンパでは、いきなり女の子の後ろから手をひっぱったり、抱きついたりすることが、当たり前のように行われている。

そのような方法で成功する例もあるが、女の子は、強引なナンパを繰り返し受けるせいか、これを嫌がっている子も多いと思う。そこで、丁寧な声掛けをすることで、他の男と差別化を図ることができ、誠実さをアピールできると思う。

私が感じるのは、いきなり女の子の手を引っ張ったりといった強引なナンパ方法は、やり方にもよるが、その多くは、女の子としっかりと向き合わっていないという意味では「逃げている」のではないかと思う。なので、そうではなく、正面から堂々と声を掛けることにより、あなたと勝負できる「強い男」ですよ、ということをアピールすることが重要と考えている。

なお、クラブでのナンパは、路上とは異なり立ち止まっている子も多いので、ストリートでのナンパのように斜め45°からではなく、正面から声をかけても問題ないと思う。

 

この方法の弱点は、フロアが混雑している中で女の子が移動している場合には、女の子の前に回り込めず、必ずしも斜め45°又は正面から声をかけられないことである。その場合には、適切なポジションを確保できるまで待つか、チャンスを逃すくらいならダメ元で後ろから声を掛けざるを得ない。 

 

 

5.相手の態度に合わせて距離を取ること

 

ストリートのナンパでは、声をかける女の子との間に適切な距離を取ることが成功のための重要な要素とされる。相手のプライベートスペースに侵入してしまうと、警戒されてしまい、うまくいかない。これをクラブに当てはめたものである。

クラブでお持ち帰りをするためには、相手との身体的な距離をいかに縮めるかは重要なテーマであるが,事を焦りすぎると失敗してしまう。先のとおり、強引なナンパを受けてばかりの女の子は、警戒しているので、簡単に近づきすぎると、嫌がられてしまうこともある。そこで、一声掛け目で、できる限り距離を縮めるべきではあるが、適切な距離を取ったつもりでも相手が警戒している様子であった場合、半歩離れて、強引なことは何もしないことを態度で示すことにより、警戒を解いてくれることもある。

 

一方で、声をかけた際に相手の警戒の程度に問題がないようであれば、徐々に距離を詰め、スキンシップに持っていくべきだと思う。余談ではあるが、まずは出来る限り早い段階で相手の手を握ることに注力すべきである。

 

 

6.「どこから来たの?」「何人で来たの?」「よく来るの?」等とありがちな質問をせず、相手に合ったオープナーを使用すること

 

女の子に声を掛けるにあたって、まず何を話すかは悩むポイントである。クラブ超初心者であれば、まずは女の子と話すことが大切なので、上記のような質問をすることで十分だと思うが,慣れてきた段階で上記のような質問をしていると,女の子が退屈そうな態度を示すことに気付くと思う。クラブに来ている女の子は、男から一日に何回もナンパを受けることになる。そして、多くの男から、上記な質問を投げかけられ、そのたびに同じ答えを何度も繰り返していると思う。その結果、女の子は、上記のような質問をされた際、「またか」と思って、相手にしない場合があるのである。

相手に自分の存在を気づかせる意図や自分に注意を向けさせる意図で「こんにちわ」等と声をかけることはいいと思うけど、その後に続けて上記のような質問をするべきではないと思う。

このようにありがちな質問をしないということは、相手に合った特別な声掛けや質問をしなければならないことを意味する。これを行うことで、他の男と差別化を図ることができるし、その女の子にしか当てはまらないことを言うことによって、「その子に対する興味」を示すことができる。自分に興味をもってもらうことは、女の子にとって嬉しいことだと思う。

相手に合った特別な声掛けや質問をするためには、意識を集中させ相手をよく観察する必要がある。珍しいアクセサリーや髪型をしていたら、それを指摘すればよい。相手の女性から話のきっかけとなりそうなネタを探すようなイメージである。

声掛けた際、そっぽを向いて不機嫌そうな顔をする女の子は多いが、その場合には、「なんでそんな不機嫌な顔しているの?」と指摘すると、口元を緩ませて話に応じてくれる子が多い。

 

なお、私は、いわゆるネタ系の声掛けはしない(上手くできないというのもあるが)。女性と関係を築くためにはお笑い芸人になる必要はなく(むしろ、それでは「単なる友達」になってしまいダメだと思う。女性がよく言う「面白い人が好き」が,どのような意味を指すのかは知っておく必要がある。)、魅力的な男性であることを示せれば足りる。ネタ系の声掛けは、内容にもよるが、往々にして相手の女の子に関するものではないことが多く、相手の興味を引くことができないし,場合によっては、不誠実な印象を与えてしまうおそれがある。その内容が誰にでも当てはまる一般的なものであれば、目の前の女の子と真っ向から向き合っておらず、相手に対する興味を示すことができないばかりか、「逃げ」となってしまい、しっかりと勝負できない弱い男とみなされ、相手にされなくなってしまうのではないかと感じている。

 

 

7.通常よりも高いトーンで、しっかりと相手に響く発声で声掛けをすること(NEW

 

自分の場合、声が通らないタイプなので、普段よりも高いトーンで話すことを心掛けている。特に、クラブでは大音量でノリノリの音楽が流れているので、それに同調して、テンションを高く保つ必要がある。

 

また、最近意識するようになったことであるが、相手に言葉をしっかりと届けることは重要だと思う(このことを「響く」と表現した。)。某有名ナンパ師の方(但し,実在するのか不明)が紹介していた「『からだ』と『ことば』のレッスン」(竹内敏晴・講談社現代新書)という本がとても参考になったが,「話しかけること」が成立するためには、まずは声をしっかりと相手に届けなければならない。

声をしっかりと相手に届けるためには、力強くはっきりと相手に話しかけることが必要である。女の子に対して「あなたに話しかけているんですよ!」ということをしっかりと示す必要がある。「どうせ断られるんだろうな…」と思いながら自信なく声をかけた場合、相手にとっては自分に話しかけられているのかどうか分からず,往々にして無視されることになる。

先に、ありがちな質問はすべきではない、と書いたが、相手にしっかりと言葉を届けることができれば、例えば「お疲れ様!」というような声掛けであっても、応じてくれることが多いように最近は感じている。

 

 

以上が自分の今試みている方法をまとめたものである。もちろん、改善すべき点は多々あると思うし、人によっては合わないかもしれない。

取り敢えず、一つの指標として紹介した次第である。 

 

 

なお、最近感じていることとして、いわゆる地蔵にならないためには、興味が湧かない女性に対しても声をかけることが重要ではないかと考えている。たくさんの女性と話していると、コミュニケーションに対する自信が湧いてくるし、女性から無視されることがあっても、気にならなくなってくる。この法則を利用して、最終的には素敵な女性と出会いたい。