迫真性(最近の課題)
最近も、相変わらずクラブ活動に励んでいる。
先月下旬はかなり仕事が忙しく、体力面・精神面ともに著しく疲弊していたので、あまり思うような結果は出なかったが(そもそも、クラブに行っても途中で寝てしまうという大失態)、課題が何かを明確にすることができた。
ところで、余談ではあるが、昨日出撃したときは、前日に比較的十分な睡眠をとれていたせいか、非常に調子が良かった。
やはり、睡眠時間をしっかり確保することは重要だと思った。
さて、自分の最近の課題は、「迫真性」(この表現が適切かどうかは自信がないが)だと感じている。
クラブ活動に励んでいると、クラブ内でイチャイチャすることはよくあることである。にも関わらず、いわゆる「持ち帰り」という結果は出ていない。
酔拳を使っているので、記憶は定かではないが、
おそらく、単純な打診自体はできていると思う。
なのに結果が出ていないのは、打診の拒否に対して、上手く対応できていないからだと思う。
いわゆる「グダ崩し」ができていないのである。
記憶を辿り、自分の行動を振り返ると、
「グダ崩し」の際に、自分は結構フザけてしまっている気がする。
今となっては具体的にどのような言葉を発していたか覚えていないが、
感覚的に言えば、「いいじゃんいいじゃん」みたいな中途半端なノリで持っていこうとするやり方である。
いわゆる「形式グダ」の場合はこれでも行けるかもしれないが、ある程度強固なグダの場合、これでは無理である。相手の思考内容を変える必要がある。
相手の思考内容を変えるためには、
しっかりと相手と向き合い、しっかりと相手に言葉を伝え、説得する必要があるのではないか、
と感じている。
先のような事態に直面して、このような結論に至ったのは、次の出来事を思い出したからである。
先日、クラブ活動に励もうと街へ繰り出した際、ゴマキさんとお会いした。
講習中とのことで、ゴマキさんのナンパ講習生の方も一緒で、とあるレストラン風の居酒屋に入り、座学を行っていた。
ゴマキさんが講習生の方に対して、
「〇〇さん、女の子に対して『〇〇と〇〇と〇〇の中では、どれが好き?』と伝えることをシュミレーションでやってみてください」(※『』内の〇には性的な言葉が入ります。講習の内容に踏み込んでしまうかもしれないので、省略。)。
とワークをやらせていたので、聞いていた。
まずは講習生の方が行い、その後、ゴマキさんがお手本を見せていた。
それを聞いていて感じたのは、
ゴマキさんの言い方には、「迫真性」がある、ということだった。
なかなか文章では表現しにくいが、
講習生の方の発話は、照れもあるせいか、かなり早口で(言葉の1音1音をしっかりと発音できていない)、単調な言い方のように感じた(エラソーなこと言ってますが、自分も出来ていません。)。
対して、ゴマキさんの言い方は、緊張がなく、自然な感じであると共に、スピードも適切で、ある程度の力強さがあり、相手にしっかり響くような言い方であった。何より、卑猥な言葉を発しているのに、不思議と、いやらしさがほとんど感じられなかった。
別の機会に、ゴマキさんとお会いしたとき、
ゴマキさんがとあるナンパ師の方に対して、「〇〇さん、相手に対して、真冬にも関わらず相手にアイスを食べさせたくするとき、どうやりますか?」
と質問してやらせた後に、自分でお手本を見せていたが、
その時も、勢いというか、相手を飲み込むようなものを感じた。
このとき思ったのは、私には、相手に迫るような、訴えかけるような「迫真性」が欠如しているなと思った。
最近、よく感じるのは、相手と一から信頼関係を築いて仲よくなることは出来るようになったが、 「即」ないし「お持ち帰り」という結果が出ていない。
その要因として、そもそも打診していないとか、様々なことが考えられるが、
その1つは「迫真性」だと思う。
その結果、相手を翻意させることができていない。
曖昧な関係のまま中途半端に終わってしまう。
次からは、先の事態に直面したとき、しっかりと相手に向き合うことを意識して挑みたいと思う。