1人で活動することができない
12月の末に一週間毎日ほぼ連続でナンパに出た。
これは、ナンパの技術向上のためである。
ナンパはやらない期間があると、その分、実力が逓減してしまう。
ナンパの癖をつける必要があった。
にもかかわらず、その後はほとんど活動できなかった。
理由は、風邪をひいてしまったからだ。
12月末から、1月中旬頃までずっと体調が悪かった。
で、結局、元に戻ってしまったように感じる。
やはり、行動した後は、しっかりと反省しないといけない。
なので、しっかりと反省し、活動の結果をブログに残すべく、今日の活動を記録する。
最近、あまり成長を感じられていないことも、ブログを書こうと思った動機である。
今日は、1人でクラブへ行った(実は昨日も行っていたが。)。
一緒に行く人がいなかっということもあるが、1人で活動できないといけないと成長できないのではないかという危機感がもあった。
結果は、ボウズどころか、ほぼ地蔵であった。
1年前とほぼ変わっていない。原因を真摯に分析する必要がある。
原因として、まず考えられるのは、やはり自分が臆病すぎるということである。
自分1人だと、何もできない。自分のために活動することは、意外と苦手だ。
要は自分に甘いのである。
この点は非常悔しいところであるが、やむを得ない。
事実として、正面から受け止める必要がある。
次に考えられるのは、1人だと、どんどんテンションが下がってしまうことが挙げられる。
いわゆる逆三で行くのが苦手なので、チャンスのあるときにしかチャレンジできないが、そのチャンスがなかなか訪れない。また、逆三に行けないことで、自分の弱さを感じてさらにテンションが下がってしまっているような気がする。
以上の解決方法としては、誰か他の人と一緒に活動すると、あまり地蔵しないで済むので、誰かとコンビを組んで頂いて活動するしかない。
また、場合によっては、クラブで1人でいる人に声をかけて一緒にやることも考えられる。クラブでは結構、コンビネーションが要求されるので、即席でコンビを組むのはあまり好ましくはないが、地蔵よりはマシである。
また、一緒に活動しないまでも、男でもいいので誰かと話をして、トークのテンションを維持する必要がある。
次回活動するときは、1人では活動できないということをしっかり受け止めて、この作戦で行くことにする。
クラブを出た後、いわゆるGTに出た。
1人、知っているナンパ師の方がいたので、その方と少し話をした。
話をしたら、すっかりテンションが回復した。
歩道の柵に座って行き交う人を眺めていたところ、ほろ酔いな感じの女性がこちらに歩いてきた。電話をかけているようである。
こちらに歩いてくる途中で、おそらく私の存在に気付いたのではないかと思う。
そして、なぜか、私の目の前で歩みを止めた。
ナンパ待ちなのだろうか。
そこで、私が声をかけたところ、簡単にオープンした。
寒いということだったので、コンビニで温かい飲み物を買った。
その間、彼女は帰ることもできたが、わざわざ待っていてくれた。
しかも、せっかく飲み物を買ってきたのに、いらないと言っていた(おごり目的ではない。)。
ただ、今振り返れば、この気遣いは不要であった。
彼女が求めていたのは、そういうものではなかったのだろう。
最初に声かけた段階で、既にIOIは存在したと思う。
声をかけたとき、彼女はわざわざ体を寄せてきた。だから、私はそれに応えるべきであったのだろう。ところが、私は距離を取ってしまった。
結局、友達から電話がかかってきて、合流することになったとのことで、彼女と別れた。この点の対応もよくない。
少なくとも、何らかの打診をすべきであった。
私の最近の課題は「打診」である。相手と信頼関係を気づくことはできても、結果が出ていないのは、「打診」が弱いからであると思う。
声かけと一緒で、打診がないと何も始まらないのではないか。
この点は、課題として持っていたのに、出来なかったことは反省点である。
その後、帰り道で電話しながらふらふらしていた子に声をかけた。
すると、
「うっせぇー、話しかけんなバカ!」
と罵声を浴びせられた。
華奢な子だったので、その意外にも野太い声に少し驚いた。
しかし、
「ごめんね。気を付けてね。」
と冷静にかつ柔らかく応じることができた。
いわゆるグッドルーザーであることができた。
昔の私だったら、怖気づいて何も言い返すことが出来なかったと思う。
少しは強くなったのだろうか。
このことと、GTのときにお会いしたナンパ師の方から、
「最近雰囲気出てきたね」
と言われたことが、唯一の収穫である。
ナンパを初めて、もう少しで2年が経つ。
なのに、いまだにこんな初歩的なことをやっているのは、本当に情けないが、
一歩ずつ進んでいくしかないだろう。