ナンパにより物事の真理を探究する

ナンパについて思うところを語っています。基本的には自分の行動の振り返り用として書いていますが、参考になる点があれば幸いです。

ナンパ講習2回目

久しぶりの更新。

前回から1か月更新していなかったことに驚いた。

更新していなかった理由は、メンタルの低下である。

メンタルの低下といっても、仕事や日常生活に支障はない程度ではあるが、ナンパの本を読んだり、ブログを更新したりする意欲が湧かなかった(ただ、合流の誘いがあれば、街に出たり、クラブに行ったりしていた。成果はなし。)。

原因は不明だ。

私は、メンタルの波に周期があり、とてつもなくやる気が出る時期もあれば、何もやりたくなる時期もある。こういうことは、誰でも多かれ少なかれ、あるかと思う。

メンタルが低下したときに、どうやってこれを向上させるかは課題だ。

従前は、メンタルが低下したときは、1日中家でおとなしくしていたり、漫画喫茶にこもって漫画を読んだりする等といったように、思いっきり堕落すると治ることが多かった。ただ、この方法では、時間がもったいないように思える。

今回、いろいろ試してみたが、劇的な効果を得られるものはなかった。

今日、ブログを書けるようになったのは、

1.知人のカウンセラーの話を聞いたこと(カウンセリングを受けた訳ではない)、

2.スポーツジムへ行って、体を動かしたこと、

が要因として考えられる。

知人のカウンセラーは、仲良くさせて頂いている方で、向上心がとてつもなく、話を聞くだけで元気になる。また、スポーツジムへ行って、体を動かして気分転換を行ったのもよかったのかもしれない。

このようなフィードバックを踏まえ、今後、方法を模索していくことが重要だと思う。

 

 

 

前置きが長くなったが、標題にあるとおり、先日、モリマンディ上陸作戦のレイさんのナンパ講習2回目を受講してきた。

http://blog.livedoor.jp/morimandy/

舞台は前回と同様、新宿歌舞伎町。

今回は、他の受講生お二人と合同で受講した。

その方は、yusakuさんと、ラクトさん。お二人とも、初めてお会いする方だった。

yusakuさんは、かなり成果を上げている方であり、見た目も格好良かった。

ラクトさんは、まだ始められたばかりのようであったが、ノートのメモを欠かさず、とても勉強熱心な方であった。

お二人の講習当日のブログはこちら↓

yusakuさん

http://blog.livedoor.jp/yusaku777/archives/1144087.html

ラクトさん

http://ameblo.jp/lacto768/entry-11711217953.html

 

 

 

午後4時に新宿ドンキホーテ前に集合し、居酒屋へ入って座学を行った。

前回からの成果等を報告することになったが、私は、あまり大したことを申し上げることができなかった。

質問タイムがあったので、私は、即までの一連の流れがイメージできなかったため、それを教えていただくとともに、バンゲのタイミング等を質問させていただいた。

詳細は、講習の内容に踏み込むので、具体的には記載しないが、いろいろな布石を打ったり、いわゆるダブルバインドを用いたテクニックを教えてもらった(レイさんは、ダブルバインドという言葉は使用していなかったが、私が心理誘導の本でダブルバインドとして紹介されている内容を具体的に実践するものであった。)。

レイさんの話はとても面白かった。

切り返しが物凄い。女の子から嫌味を言われたと仮定しても、それを面白く切り返すことができる。冗談がとても上手い。

見た目とは違い、チャーミングさがある。女の子をほっこりさせるように持っていく。上手く表現できないが、女の子が、どんなことでも、最終的には、何だかんだで許してしまう様子が容易に想像できた。

yusakuさんが、レイさんの本を購入されてとても良かったとのことで、私も購入したくなった(ただ、今は買い溜めたナンパ本が消化しきれておらず、お金もないので、それからにせざるを得ない。)。

レイさんは、「とにかく、まずは即れ」と檄を飛ばされた。

 

 

座学の後、実際にストリートに出た。

何人か声を掛けた後、ラクトさんが早くも連れ出しに成功した。

yusakuさんも、流石、精腕であって、物凄い確率でオープンし、簡単に和み、連れ出しに成功していた。

こうして、私だけが取り残されてしまった。

前回の講習よりは、積極的に声を掛けれるようになったが、全然数が足りなかった。

ほとんどガンシカが多かった。

ただ、yusakuさんからは、距離感はよいとアドバイスをいただいた。

この点は、私が意識し、重視していた点なので、良かった。

レイさんからは、声掛けの前に躊躇しているのがいけないと注意を受けた。

私は、ハッとした。

私は、躊躇していたわけではないが、最近、クラブで声掛けをするときに、相手の目をじっと見て、動揺せずに、そのまま目を逸らさずに声をかけると、比較的上手くいくという方法を見出していたため、その癖がついていたのであった。

ストリートはクラブとは違う。

レイさんから、躊躇していると、相手に考える時間を与えてしまい、もし気に入ってもらえるチャンスがあったとしても、断られてしまうと言われ、最もなことだと思った。

ガンシカも多かったが、一つ発見があった。

私は、前回、ブログの記事に書いたように、声掛けの第一声は「どこ行くの?」と声をかけることが多かったが、同記事にあるとおり、断られることが多かったので、これではダメだと考えていた。

そこで、7日間ストナンノックをやられていたasapenさんやケチャさんのブログを読み、どのようなオープナーを使用しているのかを研究したところ、いわゆる間接法を使用していることが多いことに気づいた。

間接法は、例えば、女の子に対して、持っているバッグを指して「これ可愛いね」等と声をかける、ナンパという目的からすれば本題とは違う話題から入る方法を指す。

途中でそのことを思い出し、これを使用してみたところ、オープン率が劇的に変化した。統計を取ったわけでもないので、具体的な数字はわからないが、実感できるほどであった。

それでも、連れ出しはもちろん、バンゲすらできなかった。

あっという間に講習の時間が終了してしまった。

 

全員、一旦集合した。

講習は終了したものの、そのまま各自、ナンパをすることになった。

yusakuさんやラクトさんは、またもやすぐさま連れ出しに成功していた。

そして、またもや私だけが取り残されてしまった。

私は、肉体的にも精神的にも、とても疲弊してしまい、しばらく地蔵していた。

すると、レイさんから檄が飛んだ。

それに対して、私は、「できません。」と弱音を吐いてしまった。

それで、レイさんを完全に怒らせてしまった。

レイさんから次々に厳しい言葉を言われ、ようやく火が付いた(お手数をおかけして、申し訳ないと思っています。)。

何の言葉がきっかけだったか覚えていないが、これによって、いわゆるトランス状態に入り、逆三だろうが、なんだろうが、チャンスがあれば誰に対しても声をかけることができるようになった。

手当たり次第だからといって、雑に声掛けしていたわけではない。先の間接法を用い、相手をよく観察して、会話のきっかけを探った。

そのせいか、ガンシカはほとんどなく、少なかれ会話をすることができた。ただ、そこから先の持っていき方がよくわからず、結局、連れ出しやバンゲもできなかった。

このようにして、20人くらいには声をかけた。

一心不乱であった。周りの目が全く気にならない状態であった。

ともかく、本気になれば出来ることを自分は全然やっていなかったことを思い知らされた。レイさんからは、とても重要なことを教わった。

レイさんはこのことが分かっていたから、さぞかし怒っていらっしゃったのだと思う。そのときの自分のままでは、全然上達しないし、講習の意味がなかった。

本気で怒ってくださるということは、真剣だということだ。

自分に真剣さが足りなかったことは、申し訳なく思う。

 

そういえば、レイさんから、一つ指摘を受けたことを思い出した。

「お前は全然わかっていない。yusakuやラクトはできているけど、お前は全然できていない。お前はオープンじゃない。」と言われた。

私は、オープンに接する重要性を理解していたので、できる限りそうしようとしており、最近はできてきたように感じていたが、まだまだ不十分であったことに、とてもショックを受けた。

レイさんは、見た目からは想像できないくらい繊細なお方だ。そういうことを感じ取れる人が、この世界にどれだけいるのだろうか。

言われて思い当たる節がないではない。私は、ずっと心を閉ざして生きてきた。それは、臆病だからだ。防衛本能が働き、心を閉ざしてしまう。

心の壁を取り除くには、まだまだ時間がかかりそうだ。だが、少しずつ、こじ開けていかなくてはならない。

ともかく、まだ不十分であることを理解できたのはよかった。

レイさんは、思ったことをはっきり言ってくださる。これができる人も、世の中にはほとんどいないと思う。非常にありがたいことだ。

 

最後には、レイさんから、頑張ったな、というお声をいただいた。

ダメなときは、気分転換をする必要があるということで、たこ焼きを食べ、酒を飲み、今度は、アルタ前の方へ繰り出した。

レイさんは、その途中で、1人でいた女の子に声をかけた。

私は、別の子に声を掛け、ダメだったので、再びレイさんの方を見たところ、あっと言う間に手をつなぎ、そのまま喫煙スペースへと消えていった。

出会ってすぐに手をつなぐなんて、自分には全く想像できないことであった。

 

私は、なんとか結果をだそうと、喫煙スペース前の交差点で、信号待ちをしている変わったリボンを身に着けていた女の子に声をかけた。このとき、既に午後11時ころであった。

「そのリボンどうなってるの?可愛いね」でオープン。「ありがとう」と言われた。

22歳のフリーターの子で、これから知り合いのホストクラブに行くところであるが、道がわからないとのことであった。

地図を見たところ、大体の位置がわかったので、近くまで案内することになった。

ホストクラブまで、10分以上かかったので、その間、いろいろな話をした。

途中、簡単にバンゲもできた。

その子が言うには、ホストクラブにはほとんど行かないけど、知り合い(多分ホスト)から、「どうしても来て欲しい」と言われ、帰ろうと電車に乗ったにもかかわらず、わざわざ引き返してきたという。

そして、その子は、「行くのめんどくさくなってきちゃった。」と言った。

ここで、私は、最大のミスを犯した。

通常であれば、ここで、連れ出しをすべきだろう。そうすれば、後の展開もまた違ったかもしれない。

にもかかわらず、私は、これを華麗にスルーしてしまった。

なぜか分からない。断られるのが怖かったのか。

結局、私は、その子に対して、「この近くに住んでるから、ホスト終わったら、うちに来なよ。」とブーメランを期待して、放流したのであった。

 

その後、別の子に声を掛けようとしたところ、偶然、職場の人に遭遇。

ナンパをしているところを見られる恐怖に駆られ、これ以上、継続することができなくなった。

 

 

 

こうして、ナンパ講習2回目は、成果がなかった1回目よりはマシではあるが、1バンゲという結果で幕を閉じた。

 

 

 

 

かのように思えたのだが・・・(続く)。